2020-05-26 第201回国会 参議院 経済産業委員会 第9号
国内のいわゆる基地局の国内ベンダーの技術力とか導入の競争力みたいなものを見ていきますと、若干厳しい面があるのではないかなというふうに今思っています。国内でのシェアが今三割を切っているという指摘も一部にはありまして、これ見ますと、海外のベンダーは日本企業の何倍も何十倍も研究費用を使って製品を作って、その結果として世界中でシェアを広げていると、こういう状況があります。
国内のいわゆる基地局の国内ベンダーの技術力とか導入の競争力みたいなものを見ていきますと、若干厳しい面があるのではないかなというふうに今思っています。国内でのシェアが今三割を切っているという指摘も一部にはありまして、これ見ますと、海外のベンダーは日本企業の何倍も何十倍も研究費用を使って製品を作って、その結果として世界中でシェアを広げていると、こういう状況があります。
○国務大臣(梶山弘志君) 委員おっしゃるように、国内の通信基地局市場における国内ベンダーのシェアは現在三〇%程度であり、減少傾向にあると承知をしております。5Gへのシフトが進む中でこのままの状況が継続すれば、海外ベンダーのシェアはますます高まり、国内ベンダーは減少していくものと予想をされます。
○梶山国務大臣 国内の通信基地局市場における国内ベンダーのシェアは、現在三〇%程度であります。減少傾向にあると承知をしております。5Gへのシフトが進む中で、このままの状況が継続すれば、委員御指摘のとおり、海外ベンダーのシェアはますます高まり、国内のベンダーは減少していくものと予想をしております。
特定高度情報通信技術活用システムの開発供給及び導入の促進に関する法律案、この策定と提出の前提として、NECや富士通といった基地局の国内ベンダーがここまで技術力と導入競争において退潮してきた。二〇一六年、二〇一七年、二〇一八年を見れば、一目瞭然なわけです。こういうことについて、いわば敗因分析をした上でこの法律案を策定をしたということでなければならないというふうに思うんです。
今回、今委員御指摘のとおり、通信基地局市場で海外ベンダーが世界シェアで上位を占めていて、国内ベンダーが厳しい状況に置かれているという御指摘がありましたけれども、私の方からは、まずこの敗因分析についてお答えをさせていただきたいと思います。
○参考人(小脇一朗君) 今先生御指摘のとおり、今回の法改正は外国ベンダーの後押しになるんじゃないかという御指摘でございますけれども、私ども国内ベンダーの団体として、先ほども御報告しましたとおり、今までのビジネスモデルの主体は受託開発ということで、私ども、お客様から要望どおりにシステムをつくっていく、それも正確かつスピーディーにつくっていくということが我々のミッションでございましたけれども、これからは